アストラルプリズム

PC、スマホ、ゲームなどの備忘録と日記

GIMPで文字の縁取りをマクロで簡単に繰り返す方法

GIMP(2.10)で文字の縁取り作業が毎回面倒なので自動化したい。
python-fuでスクリプト作れば良いのでは思ったけど面倒だった。
そこで簡単にマクロ記録ソフトでキー入力を記録させて自動化させてみようと思う。

f:id:katsumi3:20220325164554p:plain
地味に面倒なのだ

縁取り作業のキー入力手順
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縁取りしたい色を描画色に設定しておく
テキストレイヤーを選択
Shift+Ctrl+A(選択を解除)
Alt+L(レイヤー)
A(透明部分)
P(不透明部分を選択範囲に)
Alt+S(選択)
G(選択範囲の拡大)
2(適当な数値、選択範囲の拡大量)
Alt+O(OK)
Enter
Shift+Ctrl+N(新しいレイヤーの追加)
Alt+O(OK)
Enter
Alt+L(レイヤー)
K(重なり)
L(レイヤーを背面へ)
Ctrl+,(カンマ)(描画色で塗りつぶし)
=========================

縁取りの色とテキストレイヤーの選択はもちろん手動で、それ以外を自動化。
配布が目的なら作ったマクロをexe化してくれるものもあるのでそういうのもアリかなと思う。
今回は面倒なことを避けたいだけなので適当なキーマクロソフトを使いたい。
キーマクロソフトは少し古いがHiMacroExがお気に入りだ。
ソフト上でマクロを編集できるので使いやすい。
↓ダウンロード場所
www.vector.co.jp

zipファイルをダウンロードして適当な場所に解凍。
ReadMeにある通りVB6ランタイムが必要なので書いてあるアドレス(以下)からダウンロード&インストールする
www.forest.impress.co.jp

HiMacroExを起動して設定から「常に手前に表示」にしておくと便利。
あと今回はマウスの動きは関係ないので「マウスクリック記録」「マウス移動記録」のチェックを外す。

f:id:katsumi3:20220325153211p:plain
HiMacroEx

記録ボタンを押してキーを入力していく。
注意しなければならないのはAlt+キーで出るメニュー表示や新しいレイヤーを作る際のウィンドウ表示が若干時間がかかるので待機時間を入れておくこと。

というわけで出来たGimp縁取り用HiMacroExのマクロ。
保存をクリックするとテキストファイルとして保存してくれる。
大きな画像を編集する場合や動きがおかしい場合は待機時間を増やしてみると良い。

以下HiMacroExかテキストファイルにコピペしてどうぞ。
LShift Down
LCtrl Down
N
LCtrl Up
LShift Up
1000
LAlt Down
O
LAlt Up
Enter
1000
LAlt Down
L
LAlt Up
500
K
500
L
500
LCtrl Down
,
LCtrl Up